

剪定について

剪定は奥が深くて魅力的
剪定は木や枝を何でも切ればいいって事はありません。昔ながらの庭師さん職人さんは今でも枝を切るという表現よりも「枝を落とす」や「枝を外す」と表現します。技術を上げる事も必須ですが木をいたわる心も大切にし日々精進を忘れずに剪定しています。
旬の剪定

木に合わせた管理方法
新年を迎える為に十月頃から年の瀬せまる十 二月の師走は慌しい月になります。家の中の大掃除と共に車やお庭を綺麗にされる方も沢山います。大きい庭=多彩な植木がある という事は花期も違うわけで年末に全てを剪定、刈り込みをすると春の花はあまり期待はできない場合もあります。暖かくなっても自分の庭に春を感じる事もできなくて寂しいと、思いの方は春剪定や旬の剪定もおススメです。
旬の剪定の仕組み

花木の場合
夏や冬の花木はその年に花芽を形成しますが
春に開花する花木は去年の内に形成されるのがほとんどす。ツツジは5月頃にサルスベリは夏以降にと旬に合わせた剪定が木には良いです。木や季節、環境といった因果関係をお客様に伝えて年1にするか年2年にするか年間を通して管理をするかお話しして剪定方法を変えていくのが理想的です。
剪定のポイント
1. 切り口の選び方:
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枝を剪定する際には、節目や芽の上で切るのが基本です。これは、新しい成長が切り口から始まるためです。
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切り口を斜めにすることで、水が切り口に溜まらず、病気のリスクを減らせます。
2. 切るタイミング:
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剪定のタイミングは植物の種類によって異なります。例えば、春に花を咲かせる植物は、花後に剪定するのが一般的です。一方、秋や冬に花を咲かせる植物は、冬の休眠期に剪定するのが良いです。
3. 枝の選定:
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枯れた枝や病気の枝は早めに取り除きます。これにより、健康な部分に栄養が集中しやすくなります。
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また、交差している枝や内部に向かって伸びている枝も剪定することで、風通しが良くなり、病気の発生を防げます。
4. 適度な剪定:
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過度な剪定は植物にストレスを与えます。一度に切る量は、全体の30%以下に抑えるのが理想です。
5. 適切な道具の使用:
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鋭い剪定バサミやノコギリを使用することで、切り口が滑らかになります。これにより、植物が早く回復しやすくなります。
6. 手入れの継続:
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定期的な剪定は植物の健康を保つために重要です。定期的に植物を観察し、必要に応じて剪定することで、美しい庭を維持できます。